Q.奈良の観光客は年間何人?コロナ前に戻った?
2026-06-19 公開
答え
奈良県全体の観光客数(延べ)は2024年に4,362万人で、前年比371万人(9.3%)増。コロナ前の2019年と比べても140万人(3.1%)多く、県全体ではコロナ前水準を上回って回復しました。ただし奈良市単独では2024年に1,487万人で2019年の約85%にとどまり、市レベルではまだ完全には戻っていません。
奈良県全体は2024年にコロナ前を上回った
奈良県観光戦略課の観光客動態調査によると、2024年の県内観光客数(延べ)は4,362万人。前年(2023年)の3,991万人から371万人(9.3%)増えました。注目すべきはコロナ前との比較で、2019年と比べて140万人(3.1%)多く、県全体では完全に回復し、むしろ上回っています。1年前の2023年時点ではまだ2019年比11.4%減(約9割の水準)だったため、2024年で一気にコロナ前を超えた形です。
4,362万人奈良県の観光客数(2024年・延べ)
+3.1%2019年(コロナ前)比
+9.3%前年(2023年)比
- 2023年3991万人
- 2024年4362万人
奈良市単独ではまだ約85%
県全体とは対照的に、奈良市単独ではコロナ前にまだ届いていません。奈良市観光戦略課の観光入込客数調査では、2024年の入込客数は1,487.0万人で前年比21.9%増と大きく伸びたものの、コロナ前2019年の1,741.1万人と比べると約85%の水準です。なお2023年時点ではコロナ前の約70%だったため、回復は着実に進んでいます。県全体(4,362万人)と奈良市(1,487万人)の差は、観光が県内各地に広がっていることを示しています。
1,487.0万人奈良市の観光入込客数(2024年)
1,741.1万人奈良市の入込客数(2019年・コロナ前)
約85%2024年の対2019年回復率
- 2019年(コロナ前)1741.1万人
- 2024年1487万人
宿泊は過去15年で最高、外国人はあと一歩
奈良市の数字を中身で見ると、二極化が見えます。宿泊客数は2024年に203.8万人で、2010年の平城遷都1300年祭時(195.6万人)を上回り過去15年で最高値。コロナ前2019年の173.8万人も超えました。外国人宿泊者数も44.5万人で過去最多です。一方、外国人訪問者数(日帰り含む総数)は2024年に297.7万人(前年比61.4%増)と急回復したものの、2019年の331.8万人にはまだ届かず約9割の水準です。
203.8万人奈良市の宿泊客数(2024年・過去15年で最高)
297.7万人奈良市の外国人訪問者数(2024年)
331.8万人同・2019年(コロナ前)
44.5万人外国人宿泊者数(2024年・過去最多)