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Q.奈良の世界遺産って全部でいくつ?どこ?

2026-06-19 公開

答え

奈良県の世界遺産は、2026年時点で3件(すべて文化遺産)です。法隆寺地域の仏教建造物(1993年・斑鳩町)、古都奈良の文化財(1998年・奈良市)、紀伊山地の霊場と参詣道(2004年・奈良ほか3県)の3つで、2026年7月に「飛鳥・藤原の宮都」(明日香村・橿原市・桜井市)が正式登録される見込みのため、登録されれば県内4件目になります。

今ある世界遺産は3件、登録年で並べてみる

奈良県の世界遺産は、2026年時点で3件あり、すべて文化遺産です(奈良県公式)。古い順に、1993年の法隆寺地域の仏教建造物、1998年の古都奈良の文化財、2004年の紀伊山地の霊場と参詣道。いずれも飛鳥時代から平安期に至る奈良の歴史の層を、それぞれ別の角度から示しています。下の表で登録年と主な所在地を確認してください。

世界遺産登録年主な所在地
法隆寺地域の仏教建造物1993年斑鳩町
古都奈良の文化財1998年奈良市
紀伊山地の霊場と参詣道2004年奈良・和歌山・三重の3県
飛鳥・藤原の宮都2026年登録見込み明日香村・橿原市・桜井市

1件目・2件目はどこ?——斑鳩と奈良市

1件目の「法隆寺地域の仏教建造物」は1993年に登録され、姫路城とともに日本初の世界文化遺産となりました。構成資産は法隆寺・法起寺の木造建造物群で、所在地は斑鳩町です。2件目の「古都奈良の文化財」は1998年12月2日の登録で、構成資産は8件。東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡からなり、所在地は奈良市です。

1993年法隆寺地域の登録年(日本初の文化遺産)

1998年古都奈良の文化財の登録年

8件古都奈良の文化財の構成資産数

3件目「紀伊山地」は3県またぎ、奈良県分は吉野・大峯など

3件目の「紀伊山地の霊場と参詣道」は2004年7月7日に登録された、奈良・和歌山・三重の3県にまたがる文化遺産です。奈良県内には吉野・大峯、大峯奥駈道、小辺路が含まれます。山岳信仰の霊場と、それらを結ぶ参詣道がまとめて評価された点が特徴で、奈良県南部の山岳地帯が広く対象になっています。

4件目候補「飛鳥・藤原の宮都」——2026年7月に正式決定見込み

「飛鳥・藤原の宮都」は2026年6月6日、ユネスコの諮問機関イコモスが登録を勧告しました。同年7月に韓国・釜山で開かれる第48回世界遺産委員会で正式決定される見込みです。構成資産は19件で、所在地は明日香村・橿原市・桜井市の1村2市。資産は「宮殿・官衙跡」「仏教寺院跡」「墳墓」の3つに分類されます。登録されれば、国内の文化遺産として22件目、自然遺産も含めた国内総数では27件目となる見通しです。

19件飛鳥・藤原の宮都の構成資産数

1村2市所在地(明日香村・橿原市・桜井市)

27件目登録時の国内世界遺産総数(自然含む・見込み)

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出典・参考