Q.奈良の大仏ってどれくらい大きい?
2026-06-19 公開
答え
座っているのに像高は14.98m(約15m)、台座を含めた見上げ高さは約18m。仏身の推定重量は約250トン、造立には銅が約500トンも使われました。世界最大の銅造仏(鋳造仏)とされ、それを納める大仏殿も世界最大級の木造建造物です。出典は東大寺公式・nippon.com・日本政府観光局JNTO。
まず数字で——座って約15m、見上げれば約18m
東大寺の盧舎那仏、通称「奈良の大仏」の像高は14.98m(約15m)。これは座った姿勢での高さで、立ち上がればさらに大きくなります。さらに大仏が座る蓮華座(台座)の高さが3.05mあり、これを含めた見上げ高さは約18mとされます。仏身の推定重量は約250トン。10階建てビルに迫る高さの金属の像が、奈良時代から大仏殿の中に座り続けています。
14.98m大仏の像高(約15m・座像)
約18m台座を含めた見上げ高さ
約250トン仏身の推定重量
耳だけで2.5m——各部のスケール
全体の大きさは、各部の寸法で見るとより実感できます。耳の長さは2.54mと大人の背丈ほど(JNTO)。像が座る台座(蓮華座)の高さも3.05mあります。座った姿の像高14.98m(東大寺公式)と合わせると、ひとつひとつの造作が人の体や建物ほどのスケールで作られていることがわかります。
- 像高(座高)14.98m
- 台座の高さ3.05m
- 耳の長さ2.54m
| 項目 | 寸法 |
|---|---|
| 像高(座高) | 14.98m |
| 台座(蓮華座)の高さ | 3.05m |
| 耳の長さ | 2.54m |
世界最大の「銅でできた仏像」
奈良の大仏は銅造、つまり溶かした銅を型に流し込んで作る鋳造仏です。造立には銅が約500トン、表面の鍍金(金メッキ)に金が約440kg、その金を塗るための水銀が約2.5トン使われたとされます。盧舎那仏は「世界最大の銅造仏」と位置づけられ、鋳造仏としては世界最大級。開眼供養(完成の式典)が行われたのは752年で、完成までに約9年を要したと伝えられます。出典はnippon.comとJNTO。
約500トン造立に使われた銅
約440kg鍍金に使われた金
752年開眼供養(完成)
大仏を納める大仏殿も、世界最大級の木造建築
これだけの大仏を納める大仏殿(金堂)は、間口(幅)57.012m、奥行50.480m、高さ48.742m。東大寺公式は「世界最大の木造建造物」と紹介しており、JNTOも世界最大級の木造建築と位置づけています。ただし現存の建物は1709年(江戸時代)の再建で、間口は創建当時の約86mから約3分の2に縮小されています。それでもなお世界有数の大きさです。寸法は東大寺公式(英語版)より。
57.012m大仏殿の幅(間口)
50.480m大仏殿の奥行
48.742m大仏殿の高さ
| 項目 | 現在の大仏殿(1709年再建) |
|---|---|
| 幅(間口) | 57.012m |
| 奥行 | 50.480m |
| 高さ | 48.742m |
| 創建当時の間口 | 約86m(現在は約3分の2) |