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Q.奈良って結局なにで有名?

2026-06-19 公開

答え

大仏・鹿・世界遺産、そして「国宝の多さ」です。東大寺の大仏(奈良の大仏)は台座を含めて高さ約18m、奈良公園の鹿は2026年7月の調査で過去最多の1,687頭、世界遺産は県内4件。さらに国宝は208件で全国3位、仏像(彫刻)と建造物の国宝・重要文化財はいずれも全国1位です。

まずは大仏——高さ約18mの盧舎那仏

「奈良の大仏」は東大寺の本尊・盧舎那仏坐像です。東大寺公式サイトによると像高は14.98m、台座の高さは3.05mで、台座を含めると約18.03m。鋳造は天平勝宝元年(749年)、開眼供養は天平勝宝4年(752年)に行われました。1,270年以上前につくられた巨大な金銅仏が、いまも同じ場所で拝めるのが奈良のスケール感です。

14.98m盧舎那仏坐像の像高

約18.03m台座を含めた高さ

752年開眼供養(天平勝宝4年)

鹿は何頭?——1,687頭で過去最多(2026年)

奈良公園のシカは国の天然記念物「奈良のシカ」。一般財団法人 奈良の鹿愛護会による2026年7月の生息頭数調査では1,687頭で、前年から222頭増え、過去最多を更新しました。大仏とともに奈良を象徴する存在が、いまも増え続けています。

1,687頭奈良公園のシカ(2026年・過去最多)

+222頭前年からの増加

1953年〜同一手法での調査開始

世界遺産は4件、2026年7月に「飛鳥・藤原の宮都」が加わった

奈良県内の世界遺産は4件あります。『法隆寺地域の仏教建造物』(1993年登録・日本初の世界文化遺産)、『古都奈良の文化財』(1998年)、『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年)に加え、2026年7月26日に韓国・釜山で開かれた第48回世界遺産委員会で『飛鳥・藤原の宮都』(構成資産19件)の登録が決定し、県内4件目の世界遺産となりました。

世界遺産登録年備考
法隆寺地域の仏教建造物1993年日本初の世界文化遺産
古都奈良の文化財1998年東大寺・春日大社など8資産
紀伊山地の霊場と参詣道2004年三重・和歌山にまたがる
飛鳥・藤原の宮都2026年7月構成資産19件

結局すごいのは「国宝の多さ」——彫刻・建造物は全国1位

奈良の本当の凄みは国宝の密度にあります。奈良県公式ホームページ(2026年4月1日現在)によると、県内の国宝は208件で東京都・京都府に次ぐ全国3位。国宝と重要文化財の合計は1,548件です。なかでも仏像を含む「彫刻」は76件、「建造物」は64件で、いずれも全国1位。大仏も鹿も世界遺産も、この厚みのある文化財ストックの上に成り立っています。

208件国宝の件数(2026年・全国3位)

1,548件国宝+重要文化財

76件彫刻(仏像など)・全国1位

64件建造物・全国1位

そして人も増えている——奈良市1,487万人(2024年)

有名さは来訪者数にも表れています。奈良市観光入込客数調査(2025年6月26日発表)によると、2024年に奈良市を訪れた観光客数は1,487万人で前年比21.9%増。宿泊客数203.8万人は過去15年で最高、外国人宿泊者数44.5万人は過去最多となりました。大仏・鹿・世界遺産・国宝という資産が、滞在の数字にも表れています。

1,487万人奈良市の観光客数(2024年)

+21.9%前年比(観光客総数)

203.8万人宿泊客数(過去15年で最高)

44.5万人外国人宿泊者数(過去最多)

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出典・参考