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Q.訪日客がいちばん食べたい日本食は?

2026-06-18 公開

答え

訪日外国人が訪日前に最も期待しているのは「日本食を食べること」で、約82%にのぼります(観光庁、2024年)。「ショッピング」(約63%)を上回る最大の来訪動機です。実際に大阪で食べたものの調査では、ラーメンが1位でした。

訪日の最大の動機は、買い物より「食」

観光庁「インバウンド消費動向調査」(2024年)で、観光・レジャー目的の訪日客に「訪日前に期待していたこと」を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「日本食を食べること」で約82%。「ショッピング」(約63%)を上回り、来訪動機のトップになっています。日本酒・焼酎など「日本の酒を飲むこと」も上位で、コロナ前より関心が高まっています。

約82%訪日前に「日本食を食べること」を期待(複数回答・1位)

約63%「ショッピング」を期待(2位)

21.5%訪日旅行消費額に占める飲食費の割合

では、何を食べている?——大阪では「ラーメン」が1位

全国を品目別に見たデータは限られますが、大阪観光局が訪日客に「大阪で食べたもの」を尋ねた調査(日本総研が紹介)では、1位がラーメン、続いてたこ焼き・寿司・うどん・そば・焼肉・天ぷらと、比較的手頃に楽しめる料理が並びました。一方で、神戸ビーフや松阪牛などの「肉料理(WAGYU)」は世界的にも評価が高く、高単価メニューとして注目されています。あくまで大阪での結果ですが、訪日客の「食べたい」の輪郭が見えてきます。

順位料理(大阪で食べたもの)
1位ラーメン
2位たこ焼き
3位寿司
4位うどん・そば
5位焼肉
6位天ぷら

高い満足度が、帰国後のリピートを生む

日本食への満足度は高く、それが帰国後の消費にも続きます。農林水産省の調査では、日本で買った食品のお土産を気に入った訪日客の58.2%が帰国後も継続して購入し、うち24.4%は越境EC・通販を利用していました。食の体験は一度きりで終わらず、帰った後の取り寄せにつながっています(関連記事「旅先で気に入った特産品、帰宅後に通販で買う人は多い?」もあわせてどうぞ)。

奈良の食を、どう「食べたい」に変えるか

奈良には、柿の葉寿司・三輪そうめん・大和牛・吉野葛・大和茶など、訪日客の関心が高い「寿司」「麺」「肉料理」に通じる食が揃っています。だが奈良は日帰り・通過型で、一日で最も大きな食事支出になりやすい「夕食」を京都・大阪に譲りがちです(飲食費は宿泊と連動します)。食を動機に滞在を延ばせれば、飲食費を取り込む余地は大きい。まずは下記のデータで、奈良の観光消費と来訪者の姿を確かめてみてください。

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出典・参考