nara-data
読みもの一覧に戻る

Q.奈良の人口は減ってる?

2026-06-19 公開

答え

減っています。奈良県の人口は2000年(平成12年)の約144.3万人(1,442,795人)をピークに減り続け、最新の推計では2026年5月1日現在で約126.8万人(1,267,857人)。ピークから約17.5万人減りました。とくに県南部の山間部では過疎と高齢化が深刻で、川上村では2020年時点で住民の半数以上(高齢化率55.6%)が65歳以上です。

ピークは2000年。そこから一貫して減少

奈良県の人口は2000年(平成12年)国勢調査の1,442,795人がピークでした。それ以前、1995年頃までは全国平均を上回るペースで増えていましたが、1990年代後半以降は流れが反転。2020年(令和2年)国勢調査では1,324,473人と、ピークから約11.8万人(約8%)減りました。最新の奈良県推計人口では2026年5月1日現在で1,267,857人(世帯数562,405世帯)まで減っています。

1,442,795人ピーク人口(2000年・国勢調査)

1,267,857人最新推計(2026年5月1日)

約17.5万人減ピークからの減少(2000→2026年)

25年でどれだけ減ったか

節目の年で並べると減少の流れがよくわかります。2000年の約144.3万人から、2020年に約132.4万人、そして2026年5月の推計で約126.8万人。ピークからの減少幅は約17.5万人で、これは奈良市に次ぐ規模の都市がまるごと消えたほどの数です。背景には、出生減と死亡増による自然減に加え、大阪など都心部への「都心回帰」による社会減があると、奈良県人口ビジョンは分析しています。

年次人口出典
2000年(ピーク)1,442,795人国勢調査
2020年1,324,473人国勢調査
2026年5月1日1,267,857人奈良県推計人口

南部の村は、過疎と高齢化がもっと深刻

県平均でも高齢化は進んでいて、高齢化率(65歳以上の割合)は2020年国勢調査で31.7%。全国平均28.7%を約3.1ポイント上回ります。ただ、深刻さが際立つのは紀伊山地の南部山間部です。川上村は人口が2015年の1,313人から2020年に1,156人へ約12%減り、2020年の高齢化率は55.6%——住民の半数以上が65歳以上に。十津川村も2025年4月時点で約2,709人と、面積約672km²(日本最大の村)の広大な村ながら人口は数千人規模に縮んでいます。

31.7%県全体の高齢化率(2020年・全国28.7%)

55.6%川上村の高齢化率(2020年)

約12%減川上村人口(2015→2020年)

この記事に関連するデータセット

出典・参考